ネオ工房のステンドグラス
2012/05/25
ネオ工房では作品の依頼を受けた場合、必ず現場に伺って建築家、施主、と打ち合わせを致します。
建築家、施主から全体のイメージをお聞きして、建物の内部空間、ステンドグラスの取付け場所、そこから見える借景等の情報を確認して作業に入ります。 建築空間として見たときの全体のイメージは非常に大切な事で、このイメージを外れると、良い作品が出来上がっても結果として建築空間のバランスが保てなくなります。
ネオ工房の作品に使用するガラスは、デザインと建築空間に合わせて適材適所で使用します。安価なガラスでも、そのガラスの質感が欲しい場合、また予算が無くてもこのガラスの質感でなければダメだと思ったときは、ためらい無く使用します。高価なガラスを使えば良い作品が出来るような事を言ってる所もあるようですが、良いデザインが出来ていなけば、高価なガラスを使っても良い作品は出来ないと思いますし、またそのガラスも使い方を誤れば、ガラスが持ってる良い表情を生かす事無くダメな作品にしてしまいます。ネオ工房では、予算とデザインが決まればガラスの使い方はお任せ頂いております。お任せ頂ければ必ず満足頂ける作品をご提供致します。
私は、デザイン画が出来上がって、原寸画を描く時にも手描きで作業を進めます。プロジェクターを使ってデザイン画を拡大し、そのまま作品を制作する所もあるようですが、ステンドグラスの場合はデザイン画をただ拡大しただけでは線の強弱が出ない、つまり生きた線じゃないので結果良い作品にはならないんです。手描きで細部を調整しながら原寸画を描き上げていくことで、線が生きた線になり、作品に生命が宿り生き生きとした絵になる訳です。
納得出来る原寸画が描けた時、安心してガラスカットの作業に入る事が出来ます。ガラスのカットも全体のバランスを考え、ガラスの持ってる良い所を壊さない様に、一発勝負でカットしますが、これもしっかりとガラスをカット出来る技術の裏付けがあるから出来る訳です。
どの作業工程もそうですが、常にこれで良いのか?と自問自答し、毎回ワンランク上の作品を目指す緊張感が無ければ、出来上がった作品に感動する事は出来ないと思っています。 自分が感動出来ない作品では、お客様も感動出来ないと思うのです。
※ ネオ工房に注文された全ての作品に対して、私自身が納得出来る丁寧な作品作りを心掛けておりますので、お急ぎの場合は、ご注文をお受け
出来ない場合もあります。
ご注文から取り付けまでの流れ
2010/03/23
お客様から、メールまたは、電話でご注文をお受け致します。
(ステンドグラスの修理依頼も同様に受け付けております。)
↓
依頼を受けてから現地にお伺いするスケジュールをご相談の上決定します。
現地が遠方の場合は、とりあえず、依頼内容を電話でお聞きします。(予算、イメージ、取付け場所等)
↓
打ち合わせをして、だいたいの作品イメージ、予算等が決まりましたらお客様の同意を得てデザインの作成に入ります。
(この時点で仮契約となります。)
↓
デザインが出来上がりましたら、現地にお伺いして打ち合わせを致します。
↓
最終デザイン、予算等が決まりましたら制作に入ります。
(この時点で本契約となります。)
↓
制作日数は、作品内容、大きさにもよりますが最低1ヶ月くらいからの製作期間を頂きます。
制作が終わりましたら、納品、取付け作業を致します。
(この時点で、作業終了です。)
ステンドグラスの価格とお支払いについて
2010/03/23
ステンドグラスの価格
作品価格 1平方メートル(1m×1m、直線的なシンプルな作品)・ ¥100,000 からです。
基本的な見積金額ですが、ご予算に合わせてデザイン、制作しておりますので、お気軽にご相談して下さい。
取り付け費 ¥20,000 一人で取付け可能な場合の資材費込みの金額です。
(取付け人数が増える場合、また取付け資材が追加必要な場合は、事前にご相談致します。)
運送費 車での納品になりますので実費精算させて頂きます。
出張費 遠方の打ち合わせの場合に限ってですが、打ち合わせ回数が多い場合はご相談して実費精算させて頂きます。
お支払いについて
お支払い方法は、すべて現金支払いでお願いしております。
最終デザインと予算決定時に本契約となりますので、その時点でお支払い総額の半金を手付金としてお支払い頂きます。
手付金をお支払い頂きましたら、制作に入ります。
作品の制作が完了して、納品、取付け作業が終わりましたら、作業終了となります。
この時点で残金のお支払いをして頂きます。
プロフィール
ステンドグラス作家 矢嶋 哲郎
ネオ工房の矢嶋哲郎です。 HPをご覧頂きまして、ありがとうございます。
私のステンドグラスは、見る人に感動を与えるステンドグラスを常に心掛けて作品を制作しています。建築空間に調和する事はもちろんですが、調和した中にも感動を与えられるステンドグラス、ネオ工房に依頼して良かったと思われる様に、私自身が納得出来るステンドグラスにこだわっています。長い間、色々な技法を使って制作して来ましたが、最近の私のステンドグラスは、ガラスの素材を生かし、今までのステンドグラスの具象表現には無かった、新しいデザインの作品に挑戦しています。
時代を超えて生き続けるステンドグラス、それが目標です。
1956 香川県生まれ 1984年 ネオ工房設立
作品
1984年 |
福島 一力旅館
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1985年 |
東大和 向台老人ホーム 渋谷 ワンオーナイン
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1988年 |
巣鴨 MUNDI ANIMUSU
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1989年 |
熱海 あたみ石亭
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1990年 |
大阪 印伝屋 大阪店 群馬 愛知トレーニングセンター
栃木 鬼怒川プラザホテル
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1991年 |
幕張 ホテルフランクス 山梨 印伝屋 本店
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1992年 |
山梨 常磐ホテル 福島 性願寺
千葉 レストランじゅん
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1993年 |
下呂 下呂観光ホテル 山梨 湖山亭 うぶや
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1994年 |
八王子 京王プラザホテル
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1995年 |
安曇野 ホテル景水苑
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1996年 |
小林亜星 別荘
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1997年 |
小林亜星 邸
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作品展
1986年 |
VON JOUR CAUX と仲間たち展
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1988年 |
札幌芸術の森 ステンドグラス美術展 VON JOUR CAUX と仲間たち展
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1989年 |
代官山 ヒルサイドギャラリー 個展
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1992年 |
VON JOUR CAUX と仲間たち展
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1994年 |
六本木 ストライプハウス美術館 個展
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1995年 |
ホテル成田東急 個展 酒々井 陶里苑 ネオ工房作品展
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1997年 |
成城 緑陰館ギャラリー 個展
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2002年 |
ネオ工房 作品展
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2008年 |
ネオ工房 作品展
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アクセス
住所
千葉県富里市新中沢486−5
営業時間
営業時間 : 9:30〜18:00
電話 & FAX : 0476-92-2143
車でお越しの方へ
東関東自動車道、富里ICを下車し、料金所を出て直ぐのT字路交差点を
右折して国道409号を八街方面へ(15分程です)
※駐車場有ります。